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「できない」で終わらせない。国内外から注目を集める、銅加工のフロンティア企業による専門サイト「銅板加工.com」
こちらは、ステンレス部品へΦ1mmの細長穴加工したいというお客様に対して、細穴加工機による細穴加工をご提案することで、希望されていた細長穴加工を実現した技術提案事例です。
今回のお客様は、銅への金メッキをしたいとのことで、ご相談をいただきました。
用途はお伺いしていませんが、銅に対して純金メッキとコバルト金メッキを検討されていました。しかしメッキ専門業者様でもなかなか実現できなかったとのことでした。
銅という素材は、直接メッキを行うのは非常に困難な材料として知られています。そのため銅へのメッキに関しては、多種多様なノウハウがございます。
また当社では低温装置や真空装置といった高精度装置にも多くの部品を納入しておりますので、どのような部品やどのようなメッキであれば使用できるかといった知識もございます。例えばコバルトが入っている部品は、磁場に影響を及ぼしてしまうため、上記のような装置には使用することができません。
そこで、メッキ専門業者様から、メッキも含めたトータルでの技術提案が可能であるとして、お客様に当社をご紹介いただきました。
そこで銅板加工.comは、特殊な前処理を行うことで、銅への金メッキを実現することをご提案いたしました。
当社は、メッキ専門業者よりもメッキ方法に詳しく、メッキ専門業者様に当社からご提案することも多々ございます。その技術提案力を買っていただき、現在では数十社以上にも及ぶメッキ専門のネットワークを、当社中心に構築しております。
当社の技術提案力が優れているとメッキ専門業者様やお客様から感じていただけるのは、メッキ工程も考慮した切削加工段階のご提案をする点があげられます。メッキだけを工法転換しても、メッキが乗る前の下処理や形状精度、寸法精度が出ていないと、最終的な製品の段階でズレが発生したり、品質の悪化を招いてしまいます。当社では、後工程であるメッキ処理も含めた上で、最適な切削加工のご提案を行い、メッキ工程に関する要望はメッキ専門業者様に正確にお伝えすることができるため、最終製品の精度が他社製の製品とは差別化されるのです。
当社の技術提案力は、国内最先端の研究開発を行っているメーカーからも重宝されており、特に銅加工や真空部品製造に関しては非常に多くのご相談を日々いただいております。銅へのメッキでお困りの方は、まずは銅板加工.comまでお気軽にご相談ください。