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「できない」で終わらせない。国内外から注目を集める、銅加工のフロンティア企業による専門サイト「銅板加工.com」
ここでは、「ポンチ絵は用意しているが、製品の細かい仕様(特に材質)について不安な点があり、図面をまだ作成していない。設計の相談に乗ってもらえないか?」ということで、当社にお問い合わせを頂いたお客様への技術提案事例をご紹介いたします。
今回のお客様はポンチ絵を作成された状態で当社にご相談されましたが、基本的にポンチ絵だけ頂いても加工はできません。ポンチ絵は、あくまで図面の下書きです。
一般的な図面にあるような、寸法、寸法公差・幾何公差、材質、面粗度、R、その他製品によっては極めて厳しい精度が要求される直角度や平行度、真円度等、具体的な指示があって、初めて加工が可能となります。
本事例のお客様は、製品の細かい仕様、特に材質について悩んでいらっしゃいました。
そこで当社では、頂いたポンチ絵を元に製品の用途や使用環境についてお客様に丁寧なヒアリングを行ったうえで、図面に起こし、加工いたしました。
耐食性が求められる製品であったため、ステンレスがまず候補に挙がりましたが、メッキを施すのであればSS400やS45C等の鉄鋼材料も充分可能です。今回は、製品の用途や使用環境を考慮し、後者を提案いたしました。
一口にメッキと言っても様々な種類があり、ニッケルメッキや亜鉛メッキ、金メッキ等があります。メッキの選定についても、各々のメッキの特性や違いを理解したうえで、製品の用途や使用環境、コスト・リードタイム等を充分に考慮する必要があります。
例えば、金メッキは、加熱するとメッキがはがれてしまうという欠点があり高温環境では使用できません。また、クロムを含有する金メッキですと磁場が発生してしまい、周辺の電子部品・機械部品のトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
銅板加工.comを運営する株式会社アイジェクトでは、ポンチ絵を頂ければ、製品の用途や使用環境等、お客様の要望を丁寧にヒアリングすることで、図面に起こし、製作することが可能です。
設計段階からの技術提案も得意とする当社は、本事例のような「ポンチ絵から図面化・加工までやってもらえないか、、?」「設計・仕様について不安な点があるので、相談に乗ってもらえないか、、?」等のご相談をよく頂きます。
当社の技術提案力は、国内最先端の研究開発を行っているメーカーからも重宝されており、特に銅加工や真空部品製造に関しては非常に多くのご相談を日々頂いております。
銅部品の設計や図面製作でお困りの方は、まずは銅板加工.comまでお気軽にご相談ください。
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